昨日は整形外科で理学療法を受けてきました。今、わたしが1週間の中でいちばん楽しみなのが、この理学療法の時間かもしれません。
理学療法士さんは何人もいらっしゃいますが、何度か施術を受けるうちに、自分に合う方がわかってきました。今は、女性の理学療法士さんと男性の理学療法士さんの二人にお願いしています。
お二人とも週に1日ずつしか勤務されていないので、その曜日に合わせて予約を入れるようにしています。
理学療法を受けると、本当に膝が軽くなり、帰り道は足取りまで違います。昨日は家でできる運動や、登山に復帰するまでの流れについても詳しく教えてもらいました。
「いつ頃から登山に戻れますか?」と聞いてみましたが、それは本当に人それぞれで、はっきりとは言えないそうです。
それでも、「もう随分良くなっていますよ」と言ってもらって、とても励みになりました。
膝を痛める前、そして肉離れになる前のわたしは、整形外科とはほとんど縁がありませんでした。思い返してみると、若い頃にぎっくり腰になった時以来かもしれません。
膝を痛めている妹の話を聞いても、その大変さを本当の意味では理解していませんでした。
昨年首を痛めてつらい思いをしている夫のことも、今になって振り返ると、わかったつもりになっていただけだったのだと思います。
自分が膝を壊し、思うように歩けなくなって初めて、「体が痛い」ということが、どれほど毎日の生活に影響するのかを実感しました。
そして、体の痛みに苦しんでいる人の気持ちを想像できなかった自分の想像力のなさに、少しがっかりもしました。
整形外科のリハビリ室には、肩や腰、膝など、それぞれ痛みを抱えながら通っている方がたくさんいます。以前のわたしにとっては、どこか他人事だった世界です。
でも今は、自分もその一人になりました。歩くのも辛く、大好きだったジョギングや登山に、いつ復帰できるかわからない。
そんな状況になって初めて、何気なく歩けること、好きなことを思いきり楽しめることが、どれほど幸せだったのかを実感しています。
膝を痛めたばかりの頃は、悲しくて悔しくて、先のことが何も見えませんでした。でも今は、「これも人生の大切な経験なんだ」と思えるようになりました。
焦らず、地道にリハビリを続けながら、また歩いて、そしていつか走って、山へ戻れる日を楽しみに頑張っていこうと思います。

モンブランを望む展望台「エギーユ・デュ・ミディ」にある「空中の一歩」。撮影のためには1時間待ちだったので並びませんでしたが、外からパチリ。かなり怖そう!
※先日の父の仕事の記事に関して、父の盾の話が分かりづらいと感じたので、最後を少しだけかき直しました。
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